タイの国際展示会・見本市産業は、経済を牽引する重要市場【タイ:国際展示会】
タイの国際展示会・見本市産業は同国の経済と産業を
牽引する主要市場の一つです。
2019年内には過去10年間で最も多い17の新しい
国際展示イベントが開催されます。
InfoCommAsia社が主催するデジタル展示会InfoComm2019、
UBM Asia社が主催する製薬イベントCPhI South East Asia2019、
NEOとComAsiaが主催するAsia Lifestyle Expo2019、
E.J. Krause & Associatesが主催するANDTEX2019など、
民間企業の大型国際展示イベント、ショーが開催される
予定です。
フランス・パリに本拠を置く国際見本市連盟
(UFI:Union des Foires Internationales)の報告によると、
タイは東南アジア最大の収益性の高い国際展示イベント市場
であると発表しています。
The Trade Fair Industry of Asia 14th Edition(2017)
アジアの見本市産業第14版(2017)によると、
タイはアジアの国々の中で中国、日本、インド、韓国、
香港、台湾、オーストラリアに次いで8位に位置し、
92の国際展示イベントを開催しました。
2019年第1四半期、タイの国際展示会来場者数は21,845人から
43,100人へと60%増加し、売上は22億バーツから32億バーツへと
前年同期比44%増加しました。
タイでは大規模国際展示イベント施設の一つにインパクト・
ムアトンタニがあり、同組織REITがタイ証券取引所に
上場しています。
IMPACT Growth Real Estate Investment Trust(IMPACT)は
2018年度末時価総額281億バーツ規模でした。
インパクト・ムアトンタニにある不動産施設IMPACT Arena、
IMPACT Challengerを含むIMPACT Muang Thong Thani
プロジェクトのフリーホールド資産に投資するための
不動産投資信託です。
この記事へのコメントはありません。