タイ国内の小売企業は免税店に意欲【タイ:小売】
タイ国内の大手小売企業が免税店出店に意欲を見せています。
各社はスワンナプーム国際空港内での免税店運営と
商業スペース開発の入札を競い合う予定です。
入札はタイ国営空港公社エアポートオブタイランド(AOT)が
最終判断を行います。
同国の主要空港で免税店運営契約を争う企業は、
セントラル・デパート、キングパワー、
マイナーインターナショナル(MINT)、
バンコク・エアウェイズ(BA)、
ロイヤルオーキッドシェラトン・タイ(Thailand)があります。
加えて、モールグループThe Mall Groupが空港の商業スペース
開発に投資を検討しています。
入札提出期限は5月22日、結果は5月末~6月に発表予定、
コンセッションは2020年9月から10年間継続する予定です。
タイ国営空港公社(AOT)は免税店事業入札を2つの契約に
分割しています。
1つはスワンナプーム国際空港内の免税店舗入札事業、
もう1つはチェンマイ空港、プーケット空港、ハジャイ空港の
3空港です。
これまでスワンナプーム国際空港・ドンムアン空港での
免税店コンセッション契約は、免税店経営大手の
キングパワー社が独占的に経営をしていました。
同契約は2020年9月27日に失効します。
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