タイのエナジー・アブソリュートは大規模風力発電所Hanumanを稼働予定【タイ:発電・エネルギー】
タイの独立発電事業者で再生可能エネルギー大手の
エナジー・アブソリュート(EA)では、2019年に
チャイヤプーン県で最大規模の風力発電所Hanumanを
本格稼働予定です。
このプロジェクトは投資額180億バーツ、総容量260MW、
2つの地区(Bamnet Narong地区・Thep Sathit地区)に
5つの風力発電ユニットで構成されています。
2019年2月に試験的運転を完了し、その5ユニットのうち
3ユニットが商業運転を開始しました。
3つの風力発電所はタイ電力公社(EGAT)との電力購入契約を
通じて同県内の電力網に販売します。
残り2つ(122MW)は2019年後半に運転開始予定です。
エナジー・アブソリュート(EA)社は2018年時点で
542MWの総容量を持つ太陽光発電と風力発電プロジェクトを
運営しています。
既存運営中の風力発電はナコンシータマラート県にあります。
2019年末までで664MWまで増やす予定で、同業他社のSPCG(SPCG)、
BCPG(BCPG)とほぼ同レベルまで成長します。
エナジー・アブソリュート(EA)社は2019年に再生可能エネルギー、
リチウムイオン電池エネルギー貯蔵、電気自動車(EV)
充電ステーション、およびバイオケミカル産業の急速な成長を
目指しています。
子会社のMine Mobility Research Coがタイ初のEVである
Mine SPA1をバンコク国際モーターショーで紹介する予定です。
今後、Mine Mobilityの車やボートの研究開発を行い、
EVを製造するために地元の自動車組み立て企業と契約する
予定です。
15億バーツを掛けて2019年第4四半期までに電気自動車と
電気ボートの開発を進め、電気ボートは54隻、電気自動車は
年間3,000~5,000台の生産を計画しています。
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