バンコク都庁は通信・放送用ケーブルを都内地下に敷設【タイ:インフラ・建設】
バンコク都庁(BMA)では下部組織のKrungthep Thanakom
Co,.Ltd.を介して2019年からの2年間ですべての通信および
放送用ケーブルを都内地下に移動・移設するために、
バンコクの地下にパイプラインネットワーク建設を
開始すると発表しました。
通信パイプラインはバンコク内の1,260kmの道路全体の下に
建設する必要があるとしています。
道路上の通信・電気ケーブルを取り外すことで街が
美しくなるだけでなく、IoT(モノのインターネット)
時代におけるデジタル経済の発展とネットワーク接続の
強化にも役立つとしています。
同事業はタイ国家デジタルエコノミー・社会委員会
(NDESC)の承認後に進められます。
工事プロセスは4段階に分けられ、通信パイプラインの
建設費用はNBTCが調整する電気通信および放送事業者が
負担する計画です。
工事完成後は、パイプラインをバンコク都庁が管理し、
電気通信および放送事業者に使用料を請求します。
月額1kmあたり約10,000バーツのレンタル料金とし、
タイ電話公社(TOT)のパイプラインコストと同じ
料金とします。
このプロジェクトはバンコク都、サムットプラカン県、
ノンタブリー県の39の主要道路にすべての電気通信
および電線を地下に埋設するという政府政策の一環です。
タイ首都圏配電公社(MEA)、タイ電話公社(TOT)、
タイ国家放送通信委員会(NBTC)、バンコク都庁(BMA)および、
タイ国家警察の5機関を通じて推進されます。
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