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アユタヤ銀行は在タイ日系企業向け融資を目指す【タイ:金融】

三菱UFJファイナンシャルグループ(MUFG)傘下である
アユタヤ銀行(バンク・オブ・アユタヤ)(BAY)では、
2019年に日系の中小企業をターゲットとして企業融資
事業を進めるとしています。

まだ同行およびMUFGの顧客になっていない、
約2,800社の日系中小企業の中から新規100社獲得を
目指します。
これら中小企業の年間売上高は最大10億バーツであると
しています。

アユタヤ銀行では親会社MUFGと協力して日本の中小企業
セグメントに進出する機会があると判断しています。
アユタヤ銀行はタイ国内資産規模5位の銀行であり、
日本チームを強化しています。

同行はMUFGと共同でタイと日本を中心とした
クロスボーダーの口座振替を提供する金融サービス「Nejire」
を開始しました。

同行は中小企業融資事業はローン成長ではなく手数料収入に
集中するとしています。
国際的な口座振替、為替、および貿易金融は手数料ベースの
収入増加に貢献すると予想されます。

同行は2019年の貿易金融ローンを、前年40億ドルから2倍近くの
70億バーツにすることを目指しています。
また、外国為替部門からの手数料収入は、2018年の22.5%から
2019年は24%まで伸ばす予定です。
同行の2018年業績は総資産2兆1736億バーツ、
純利益248億1200万バーツでした。

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