タイの即席麺市場2位タイ・プリザーブド・フードファクトリー、企業解説【タイ:食品】
タイ国内の即席麺市場が飽和状態になり消費者行動が
変化している中、タイで2番目に大きい即席麺メーカーで
WaiWaiブランドを製造するタイ・プリザーブド・
フードファクトリー(未上場)社はビジネスの方向性を
変える時期だと考えています。
代表取締役Pricha Napapruekchat氏は1998年6月に
マネージングディレクターに就任、以降WaiWaiの
市場シェアを伸ばし、同市場で2位、30%のシェアまで
引き上げました。
同市場1位はサハ・グループが展開するThai President
Foods社のMamaブランドで、シェアは50%以上です。
Thai Preserved Food Factory(未上場)社では、
食品業界は急速に変化しており、健康、安全、
高品質の食品、そしてタイ人口の高齢化への対応が
求められるとしています。
同社は市場変化への対応、WaiWaiの新しいビジネスモデル
を開発していく中で「Quick Terrace」レストランを
オープンし、自社麺を提供しています。
Phutthamonthon Sai 5 RoadにあるWaiWai麺工場の前に
最初の店舗を開業し、市場の反応をテストしました。
2019年5月にはチョンブリー県のPTTガソリンスタンドに
2番目のQuick Terrace店舗を開設する予定です。
今後、60~70席・100平方mのスペースを持つ店舗を増やす
計画です。
同社の2017年売上は65.4億バーツでした。
今後5~10年以内にグループ売上高を100億バーツに引き上げる
という大きな目標を設定しています。
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