オクスリー・ホールディングスはメルキュールおよびノボテルホテル売却計画【シンガポール:不動産開発】
シンガポール証券取引所(SGX)上場の不動産開発企業
オクスリー・ホールディングス(5UX:OXLEY)は、
メルキュールおよびノボテルホテルの売却契約
(9億5000万Sドル)に関するLOI(購入意思書)を
終了しました。
オクスリー・ホールディングスの100%子会社である
Oxley Gem社は、購入希望企業であったグラシアス・ランド
社が3800万Sドルの保証金を支払うことに失敗したことを受け、
購入意思書の契約取り消しを発表しています。
同社は2019年1月にスティーブン通り沿いにあるメルキュール
ホテル(254室)とノボテルホテル(518室)をそれぞれ
売却する方針を出していました。
同ホテルは2013年3月にオクスリー社に買収されました。
敷地面積はおよそ18,477平米です。
LOIの条件では、Oxley Gemによる9,500万Sドルの払い戻し
不可デポジット受領時に、購入希望側は19年2月28日までに
購入総額4%に相当する3800万Sドルを支払う契約で、
さらに4月15日までに4750万Sドルを支払うとしていました。
オクスリー・ホールディングス社はシンガポールの大手不動産
開発企業の一つです。
不動産開発、不動産管理、ホテル、管理サービスの提供に
従事しています。
2010年にChiat Kwong Ching氏によって設立され、
シンガポールに本社があります。
2018年業績は売上11億8900万Sドル、
純利益2億8500万Sドルでした。
不動産プロジェクトはシンガポール、イギリス、
アイルランド、キプロス、カンボジア、マレーシア、
インドネシア、中国、ミャンマー、オーストラリア、日本、
ベトナムなどで展開しています。
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