石油化学品販売大手AKRコーポリンドに関して【インドネシア:石油化学品製造】
AKRコーポリンド(AKRA)は石油および石油化学品を販売している
インドネシア大手民間企業で、燃料・化学品サプライチェーン
ソリューションの大手プロバイダーです。
苛性ソーダ、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ソルビトール、
ソーダ灰、硫酸ナトリウムなどの化学品、接着剤の製造を
行っています。
また、子会社を通じて化学品の製造、貯蔵タンク・倉庫の運営、
物流サービス、石炭採掘なども手掛けます。
1994年にインドネシア証券取引所(IDX)に上場しました。
2017年業績は売上18兆2879億ルピア、
純利益8983億ルピアでした。
同社は子会社を通じて、炭鉱、インフラストラクチャーおよび
製造業でも事業を行っています。
1980年代以降、タンクターミナルやバルク倉庫などの
物流インフラを構築し、インドネシアのいくつかの主要海港で
石油化学品の保管および流通を手掛け事業を成長させています。
2019年には英系石油大手BPの同国法人BPインドネシアと
合弁会社を設立して燃料の販売事業に参入する計画を
発表しています。
PT Aneka Petroindo Raya社を通じて「BP AKR Fuels Retail」
の燃料小売りブランドを増加させていくとしています。
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