パワーソリューション・テクノロジーズはタイ東北部でパイプライン建設を進める【タイ:インフラ・エネルギー】
タイ証券取引所二部上場のパワーソリューション・
テクノロジーズ(PSTC)子会社である、タイ・パイプライン・
ネットワークでは、パイプライン拡張第2段階の計画を
発表しています。
第2段階タイ北東部の石油パイプラインをラオスへ拡張する
計画です。
これはサラブリ県からコンケン県までの石油パイプラインと
デポの進行中プロジェクトからさらに進んだものです。
延長距離はタイ国境を越えてラオスまで伸びます。
パワーソリューション・テクノロジーズ(PSTC)社は
2019年4月にラオス政府との覚書に署名することを
期待しており、その後パイプライン開発の
フィジビリティスタディのため6ヶ月を要するとしています。
石油パイプラインの延長事業は暫定的に2段階で計画され、
コンケン県からビエンチャン都まで、そしてビエンチャン
からラオス北部へまで伸びるとしています。
ラオスは石油消費の約90%をタイから輸入しており、
年間量は12億リットルに相当します。
しかし、現在の石油調達手段は道路輸送のみに
なっています。
タイ・パイプライン・ネットワーク社は貯蔵ストレージ
および輸送プロバイダーであるChina Petroleum Pipeline
Engineering社と92億バーツのターンキー契約を締結し、
サラブリからコンケンまでの石油パイプラインとデポの
建設契約を結びました。
建設は間もなく開始され、2021年第4四半期にパイプライン
操業が開始される予定です。
石油パイプラインはサラブリ県Sao Hai地区からコンケン県
Baan Phai地区まで342キロ、18の地区および5つの県を
通過します。
パワーソリューション・テクノロジーズ(PSTC)は
タイのパイプライン建設、電源および監視ソリューション事業、
再生可能エネルギー発電事業、液化石油ガスの取引、
輸送サービス事業です。
2018年1月~9月期業績は売上22億1200万バーツ、
純利益6198万バーツでした。
この記事へのコメントはありません。