スパライ社は中間価格帯の不動産開発に注力【タイ:不動産開発】
タイの不動産開発企業大手スパライ(SPALI)は、
2019年は不動産購入者がより価格に敏感になると
していて、1平米あたり60,000~80,000バーツの
手ごろな中間価格帯コンドミニアムに焦点を当てると
しています。
同社マネージングディレクターTritecha Tangmatitham氏は、
バンコクのほとんどの場所で地価が上昇したため
新規コンドミニアム供給の平均価格は1平米あたり
10万バーツを超えているとしています。
一方で、バンコク首都圏で購入者に人気なのは
1平米あたり6万~8万バーツの物件であり、
1平米あたり10万バーツを超える不動産を購入する層は
少ないとしています。
同社は手頃な価格のコンドミニアムが2019年成功への鍵と
なるだろうとコメントしています。
2018年のプリセールス売上は333億バーツで、前年比8%
増加しました。
プリセールス額のうち52%(約173億バーツ)が
コンドミニアム販売によるもので、バンコク首都圏では
157億バーツ(+11%)、地方では16.7億バーツ(+18%)
でした。
2018年業績は売上258億900万バーツ、
純利益57億7000万バーツでした。
2019年2月、同社の一戸建てとタウンハウス開発物件は
28か所(バンコク首都圏13か所、地方15か所)
としています。
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