インドネシアの菓子大手、マヨラ・グループ【インドネシア:食品・菓子】
インドネシアの菓子大手、マヨラ・グループは
アフリカ大陸で数カ国への進出計画を発表しています。
マヨラ・グループのAndre Sukendra Atmadja会長は、
今後5年間でアフリカ諸国での展開が中心になっていくと
しています。
同社がアフリカ市場拡大に興味を持っている理由として、
購買力が比較的高い4億人の中流階級層がいることを
挙げています。
まず南アフリカと西アフリカから市場拡大・展開を
開始していきます。
インドネシア貿易省も、インドネシアにとって
アフリカの13カ国は新しい輸出市場であると認識しています。
マヨラ・グループの旗艦企業であるマヨラ・インダ(MYOR)は
1977年に設立された菓子メーカーです。
グループ全体では約25,000人の従業員を抱えています。
マヨラ・インダ(MYOR)社はビスケット、キャンディ、
ウェハース、チョコレート、コーヒー、健康食品の6事業を
展開しています。
代表的ブランドとしてビスケット「Roma」、「Slai O’lai」、
キャンディ「Kopiko」、チョコレート「Choki Choki」、
コーヒー「Trabika」などがあります。
連結子会社には、コーヒー事業を手がける
PT Trabika Eka Semestaや、ココア及びシリアル事業を
手がけるPT Kakao Mas Gemilang などがあります。
同社は、物流委託先(Inbisco Niagatama PT)を通して
約500社のディストリビューターと契約を結んでいます。
2017年業績は売上20兆8166億ルピア、
純利益1兆5944億ルピアでした。
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