マレーシアの木材市場に関して【マレーシア:製造・木材】
マレーシアの木材および木材製品の輸出は、
既存の自由貿易協定(FTA)、アセアンおよびオセアニア諸国、
インド等からの強い需要を受けて2018年は
223億~230億リンギットに達すると予想されています。
マレーシア木材産業委員会(MTIB:Malaysian Timber Industry
Board)は、米中の貿易戦争、イランに対する米国の経済制裁、
英国Brexit(EU離脱)のような世界的な地政学的シナリオの
不確実性等により目標値を低めにしています。
2020年までに、付加価値木材製品の約60%、主要木材の輸出で
40%を達成することを目指しています。
一方で、木材原材料の供給不足、労働集約的な産業構造、
イノベーションと技術の欠如などがあるために
目標達成できない可能性があるとしています。
2018年1月~11月の期間で、マレーシア木材輸出は
110億リンギット(54.1%)、付加価値のある木材製品輸出は
93億リンギット(45.9%)でした。
マレーシアの主要な木材製品の輸出先には
日本、アメリカ、インド、韓国、中国が含まれます。
・マレーシアの木材大手企業
ラティチュード・ツリー・ホールディングス(7006:LATITUD)
木材製品
ジャヤ・ティアサ・ホールディングス(4383:JTIASA)木材製品
エバーグリーン・ファイバーボード(5101:EVERGRN)木材製品
ホールディング(4243:WTK)ベニヤ・合板
タ・アン・ホールディングス(5012:TAANN)木材・農園
スバーティアサ・ホールディングス(6904:SUBUR)木材・合板
この記事へのコメントはありません。