タイのマイナーフーズ傘下、デイリークイーンは売上2倍を目指す【タイ:食品】
アメリカのソフトクリームブランドデイリークイーンの
タイフランチャイズであるMinor DQ Ltdは、2019年からの
3年~5年計画で売上と事業規模を倍増させることを
目指しています。
同社はマイナー・インターナショナル(MINT)の外食部門
マイナーフーズ傘下です。
Minor DQ Ltdは直営およびフランチャイズのDairy Queens
店舗数を1,000店に倍増し、2023年までに売上高を
48億バーツに増やす計画です。
そのうちの半分は自社投資によるもので、
残りはフランチャイズベースで増加させます。
2019年末までにDairy Queenの店舗数を新規40店舗出店し、
540店舗まで増やすと発表しました。
同ブランド店舗は2017年末に434店、2018年末には500店まで
増加させました。
マイナー・インターナショナル(MINT)はタイで外食チェーンや
ホテルを運営する米系企業です。
設立当初はホテル経営企業であり、1988年にホテル関連企業
としてタイ証券取引所へ上場しました。
その後は事業を多角化し、現在は外食チェーン、ホテル、
スパ経営なども行っており、外食チェーン経営が主要業務に
なってきています。
2017年業績は売上533億3600万バーツ、
純利益54億1500万バーツでした。
中国やラテンアメリカに続き、タイのデイリークイーンは
米国市場以外の支店数で上位3位に入ります。
タイ国内18~29歳の若い顧客をターゲットにし、
タイ人の味覚にアピールする製品の拡充を目指します。
同社は2019年の売上高を前年比23%増の30億バーツと
見込んでいます。
この記事へのコメントはありません。