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石炭・発電のバンプーはベトナムへ進出【タイ:エネルギー】

石炭・発電企業、バンプー(BANPU)はベトナムへ積極的な投資を
進めています。
2019年はおよそ200万トン規模でベトナムへ石炭を販売していく
計画です。
バンプー社CEOであるSomruedee Chaimongkol氏は
同社の石炭輸出でベトナムは10位にランクされていて、
電力消費需要が高まっているため高い市場可能性があると
コメントしています。

ベトナム電力開発計画によると、電力消費は2018年の
65ギガワット(GW)から2030年までに130GWまで倍増すると
予測されています。
ベトナムの石炭埋蔵量は電力需要をまかなうには不十分なため、
他国から輸入しなければならないとしています。

バンプー(BANPU)社は2018年に約130万トンの石炭をベトナムに
輸出しました。
同社はインドネシアの石炭鉱山とオーストラリアの石炭鉱山から
石炭を輸送する準備が整っていて安定供給出来るとしています。

さらに同社はベトナム・ホーチミンに石炭貿易と事業のプレゼンスを
管理するための事務所を設立し、マーケティング、顧客サービス、
研究、貿易協定および物流システムをカバーする体制を整えました。

バンプー(BANPU)社ではさらに、風力発電プロジェクトの開発と
太陽光発電プロジェクトの実現可能性検討も進めているとしています。

同社は今後3つの事業セグメントを伸ばす計画です。
エネルギー上流工程では石炭採掘と天然ガス採掘、
中流工程ではサプライチェーンと石炭取引管理、
下流工程では電力開発、再生可能エネルギー発電開発、
スマートエネルギーシステムなどを進めています。

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