タイ証券取引所一部市場では2018年に8社が新規上場【タイ:金融・証券】
2018年のタイ証券取引所では、一部市場(SET)で8社、
インフラファンド1社、不動産投資信託3つ、
二部市場(MAI)では11社、合計23社が新規上場しました。
代表的な新規上場企業としては、2018年7月に医薬品・栄養飲料の
オソサファ(OSP)が4.6億USドルを調達しました。
同社は老舗栄養飲料メーカーで栄養ドリンクM-150やSharkを製造・
販売しています。
1891年から事業開始し、1965年に日本の大正製薬から
リポビタン-D(Lipovitan-D:Lipo)の輸入を開始しました。
1970年にM-150が発売され、同社の最も成功した栄養ドリンクと
なりました。
オソサファ(OSP)の市場シェアは、レッドブルやリポビタンDを
上回る首位を走っています。
2000年にSharkブランドを投入、2003年には二日酔いの治療薬として
Hangを販売開始しています。
2018年の大型上場案件としては10月に高速道路などの
インフラファンドであるタイランドフューチャーファンド(TFFIF)が
13億USドルを調達しています。
この他にもラマ9世病院(PR9)や、ガラス瓶製造バンコク・グラス傘下の
BGコンテナ・グラス(BCG)、セラミック製品、SCGセラミックス(COTTO)、
保険仲介、TQMコーポレーション(TQM)などが新規上場しました。
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