インドネシア国営エネルギー企業、プルタミナは東南アジア最大級の火力発電を建設【インドネシア:エネルギー】
インドネシア国営のエネルギー企業、プルタミナ(未上場)は、
日本の丸紅および双日と共同出資した合弁事業のガス火力発電所
プロジェクトに関して、18億USドル規模で事業開始されると
しています。
同発電所は西ジャワ地区のCilamayaにあるプロジェクトで、
東南アジア最大規模のものになるとしています。
同プロジェクトの貸し手金融コンソーシアムには、
国際協力銀行JBIC、日本貿易保険、アジア開発銀行、みずほ銀行、
三菱UFJ銀行、Overseas Chinese Banking Corporation(OCBC)が
加わっています。
2018年12月内に建設開始する予定で、2021年12月に商業運転開始を
目標としています。
同プロジェクトは、1,760MWのJawa-1コンバインドサイクル発電所と、
液化天然ガス(LNG)を浮遊式貯蔵・再ガス化するための設備FSRUを
一体として開発、建設、所有、および運営されます。
同発電所の建設は韓国のSamsung C&T Corpによって行われ、
タービンはGeneral Electricが供給、浮遊式貯蔵および再ガス化装置は
Samsung Heavy Industriesが開発する予定です。
商業運転開始後はPersero:インドネシア国営電力Perusahaan Listrik
Negara(PLN)へ25年間にわたり売電する契約を結んでいます。
プルタミナはインドネシア政府が株式所有する国内最大手の石油・ガス
関連会社です。
インドネシア国内で石油・天然ガスの採掘・精製、国内販売や輸出を
行っています。
1957年12月の設立以来、インドネシア最大の国営企業として
石油・天然ガス関連事業を国内外で展開しています。
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