By: Dick Thomas Johnson – CC BY 2.0

KTBセキュリティ・タイランド(KTBST)は2019年に
タイ証券取引所新規上場し、2019年前半までに
資金運用管理をカバーする事業を拡大する予定と
しています。

1株あたり金額10バーツで1600万株の株式売却を
検討しており、約2億バーツの資金調達を見込んでいます。

同社は3年以上純利益を伸ばし続けているため、
巨額の資金調達は必要ないものの、上場企業に
なることでステークホルダーやパートナーからの
信頼度・知名度向上を目指すとしています。

同社は韓国資本、KTB Investment Securitiesが2016年に
25％出資した証券会社で、2017年の終わりには株式比率は
31％まで増やしています。

KTBセキュリティ・タイランド(KTBST)はタイ地場証券会社と
異なるサービスを増やしていて、海外投資サービス、ファンド、
仕組債、アルゴリズムの取引プラットフォームと
ロボトレーディング等も提供しています。
2019年5月には資産管理会社、We Asset Management Co Ltd
ウィー・アセット・マネジメント(株)を設立する計画です。
また不動産投資信託事業としてKTBST REIT Management Co Ltd.
も設立予定としています。

同社の売上高は2018年11月末時点で10億7000万バーツ、
前年同期比30％増加しました。
証券取引手数料が全体の50％を占めていて、
34％は金融コンサルタント、そのほかミューチュアル
ファンドの販売代理、民間ファンドサービスなどで
構成されています。