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タイ国家福祉カード政策では給付金を増額する方針【タイ:福祉制度】

タイ国家福祉カード政策ではおよそ350万人の高齢者に向けた
給付金額を1カ月あたり一律1000バーツに増額する見通しです。
生活コストが上昇する中、金額を国内生活水準に合わせるためと
しています。

これまでは高齢者向け生活補助政策として
60~69歳で1カ月600バーツ、70~79歳で1カ月700バーツ、
80~89歳で1カ月800バーツ、90歳以上は1000バーツと
していました。

これはタイ財政政策局の提案の一部であるとしています。
他の提案には、自宅を保有しないタイの高齢者のために
400バーツの家賃補助、治療・医療目的で移動する必要のある
高齢者向けに500~1,000バーツの補助なども検討しています。
高齢者のリハビリ、高齢者向けサービスを受ける職業技能訓練には
1日308~330バーツが支給される案もあります。

タイ政府では高齢者を支援・援助するための追加政策を策定し、
プラチャーラット福祉政策への予算1000億バーツを検討しています。
同予算内にGrassroots Economy Fundとして500億バーツを組み、
タイ高齢者へのサポートを目指します。

2017年10月よりタイ国家福祉カードでは年収3万バーツ未満の者は
毎月300バーツ、3万~10万バーツの者は毎月200バーツの買い物を
することが可能です。
登録ショップで15~20%の割引を受けられ、
公共交通機関の運賃支払いに毎月500バーツまで使用出来ます。

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