AISとTRUEは5Gの試験的運用を開始【タイ:携帯電話サービス】
タイ国家放送通信委員会(NBTC)はタイの携帯電話大手2社が
申請していた第5世代通信規格:5G通信の試験を許可したと
発表しています。
許可を得た2社は、最大手のAIS:アドバンスド・インフォサービス
(ADVANC)、2位のトゥルー・コーポレーション(TRUE)です。
試験は2018年11月から12月にかけて実施します。
AIS社はフィンランドの通信機器Nokia社と共同で、
TRUE社は中国の通信機器大手Huaweiと協力して試験を
行います。
AISのグローバルパートナーには、Nokia、Huawei、
ZTE Corporationなどがあり、共同でタイ初のLIVE 5G
試験運用が可能となりました。
同様に携帯電話大手3位のトータルアクセスコミュニケーション
(DTAC)も5G通信回線の試験許可申請を進めています。
5Gではこれまで使われていなかった周波数帯域を活用することで
通信インフラ量自体を増やし、通信量を分散させて高速(大容量)
通信を実現する仕組みです。
通信トラフィックは過去5年間で10倍になっており、
2020年には現在の1,000倍になることが予想されます。
また、ウェアラブル端末・M2M (Machine to Machine)や
IoTの普及により、通信端末の台数増加とともにデータ通信量の
急増が予想されています。
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