ネット通販企業、キオソン・コメルシアル・インドネシア、企業解説【インドネシア:ITサービス】
インドネシアでネット通販を手掛けるキオソン・コメルシアル・
インドネシア(KIOS)は、2017年にインドネシア証券取引所
(IDX)へ新規上場しました。
ネット通販企業の新規株式公開は同国で初めてのものでした。
キオソン社はアプリを通じてインターネット通販と実店舗をつなぐ
オンライン・ツー・オフライン(O2O)サービスを手掛けています。
既存の食料品店や小規模キオスクにデジタル取引や支払い処理
ソリューションを提供しています。
2017年業績は売上259億ルピアを記録しています。
同社はインドネシアの384都市で展開していて、
2016年時点で1万9,000のキオスクパートナーがいました。
2018年末までに5万のパートナーネットワーク構築を目標に
しています。
また、同社ではインドネシアの様々な地方都市で依然として
物流ネットワークが問題であると感じていて、インドネシア国営
郵送会社、ポス・インドネシアと提携するとしています。
ポス・インドネシアとのさまざまな統合サービスを通じて
零細小売商店・マイクロビジネスパートナーにメリットを
与えることを目指します。
この提携・コラボレーションによってインドネシアの
地方消費者と電子商取引業者は商品やサービスへのアクセスが
より容易になるとしています。
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