興銀リースはベレナ・マルチ・ファイナンスの株式63%取得を発表【インドネシア:金融サービス】
興銀リースは2018年内にインドネシアでオートファイナンス事業を
手がけるベレナ・マルチ・ファイナンス(VMF)社の株式63.6%を
約40億円で取得し子会社化すると発表しました。
ベレナ・マルチ・ファイナンス(VMF)社は、大手商業銀行、
バンク・パン・インドネシア(PNBN)(パニンバンク)の傘下で、
インドネシア証券取引所に上場しています。
興銀リースは2010年に同社と合弁でインドネシアに
金融会社、IBJベレナ・ファイナンスを設立し、
インドネシアに進出する日系企業、現地の国営企業や
大手民間企業に金融サービスを提供してきました。
消費者金融およびファイナンス・リース・サービスなども
行っています。
親会社のパニンバンク(PNBN)は正式名称バンク・パン・インドネシア
(PNBN)で1982年にインドネシア証券取引所(IDX)に上場しています。
バンク・パン・インドネシア銀行ブランド「Panin Bank」で
562支店展開、967台のATMを設置しています。
銀行預金、普通口座、当座口座、住宅ローン、事業ローンの他に
自動預金支払機、モバイルPanin、現金管理、バンカシュアランス、
送金(Remittance Panin)なども扱っています。
同社は1971年8月17日に設立され、ジャカルタに本社を
置いています。
シャリア金融ではPT Bank Panin Syariah Tbkが
展開しています。
その他にファイナンス会社としてPT Clipan Finance Indonesia
Tbk、PT Verena Multi Finance Tbkがあります。
同社はインドネシア主要金融機関10社のうちの一つです。
2017年業績は総資産額213兆5417億ルピア、
純利益2兆4124億ルピアでした。
この記事へのコメントはありません。