メガワールドは2020年までに賃貸収入200億ペソ以上を目指す【フィリピン:ゼネコン】
アライアンス・グローバル・グループ(AGI)傘下のメガワールド・
コーポレーション(MEG)は、2020年までに賃貸スペースを
200万平米、賃貸収入200億ペソ以上を目指すとしています。
メガワールド・コーポレーション(MEG)社はフィリピン有数の
不動産開発企業です。
同社はパシッグ市内(フィリピンのメトロ・マニラ首都圏に
属する市)で複合開発を10年以上にわたり行っています。
合計投資額は350億ペソです。
フィリピン証券取引所への報告書によると、同社はオフィスタワー
One Paseoを建設中です。
オフィス面積23,000平米を提供する17階建てのオフィス
複合ビルです。
開発地区の中心はArco de Emperadorで、スペインの彫刻家
Gines Serran Paganが設計したマドリッドのアルコ・デ・ラ・
ヴィクトリアにインスパイアされた高さ62フィートのアーチ型
記念碑があります。
同複合開発は2023年に完成予定で、プロジェクト総売上高は
40億ペソに達する予定です。
同社は他にもセブ島エリアのマクタン島にマクタンニュータウン
開発を行っています。
コンドミニアムや商業ビルだけではなく、娯楽施設とモールが
集まるEastwood Cityやマニラ国際空港の隣にあるNewport City
などの商業施設建設も行っています。
メガワールド・コーポレーション(MEG)の2017年業績は
売上477億8900万ペソ、純利益127億6900万ペソでした。
アライアンス・グローバル・グループ(AGI)の創業者、
アンドリュー・タン氏は華僑系実業家です。
フィリピンの富豪40名にも選ばれ総資産は20億ドル以上と
されています。
アライアンス・グローバル・グループ(AGI)は2018年6月に
創業者アンドリュー・タン会長兼最高経営責任者がCEO職を辞任し、
後任に長男のケビン・タン氏が就任したことを発表しています。
この記事へのコメントはありません。