タイの上場19社がダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックスに選定【タイ:金融】
世界的な株式指数を発表しているダウ・ジョーンズが、
社会的責任投資を行う企業の株価指数構成:
ダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックス
Dow Jones Sustainability Induces(DJSI)の中に
タイ証券取引所の上場企業19社を選定しました。
2017年に選定された17社のほか、金融期間サイアム商業銀行
(SCB)と鉄道事業のBTSホールディング(BTS)の2社が
追加されました。
他17社は以下の通りです。
金融:カシコーン銀行(KBANK)
エネルギー:タイ国営石油(PTT)、PTT石油開発(PTTEP)、
タイオイル(TOP)
石油化学:PTTグローバルケミカル(PTTGC)、IRPC(IRPC)、
インドラマ・ベンチャーズ(IVL)
建材:サイアムセメント(SCC)
ホテル・外食:マイナー・インターナショナル(MINT)
石炭・発電:バンプー(BANPU)
食品:CPフーズ(CPF)、タイユニオングループ(TU)
コンビニ:CPオール(CPALL)
商業開発:セントラルパタナー(CPN)
ホームセンター:ホームプロ(HMPRO)
通信:トゥルー(TRUE)
空港:エアポートオブタイランド(AOT)
シンガポール証券取引所上場のタイ・ビバレッジ(THBEV)社を
含めると、タイ企業は20社が選定されました。
同指数は毎年9月に更新されます。
タイ証券取引所上場企業の選出19社は東南アジアでは最多と
なりました。
ダウ・ジョーンズ・サスティナビリティ・インデックス(DJSI)は、
世界的に広く認められている企業の持続可能性パフォーマンスを
評価する指標です。
同インデックスは600以上の基準にまたがる経済的、社会的、
環境的パフォーマンスに焦点を当てた評価基準で選定されます。
評価は財務実績の分析と並行して実行されます。
毎年世界中の60業界から時価総額が高い上場企業3,400社以上が
企業の持続可能性評価に参加するよう呼びかけられています。
世界中の投資ファンドは企業や企業に投資する際にDJSIを認識し、
採用しています。
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