タイの紙オムツメーカーをユニ・チャームが買収【タイ:消費材】
ユニ・チャームは2018年9月、東南アジアで衛生用品製造・
販売を手掛けるDSGホールディング社の持ち株会社、
DSGCL社の全株式を取得し子会社化すると発表しました。
約20億株を5億3000万USドルで取得します。
タイ国内紙オムツ市場のトップシェア企業
(1位)ユニ・チャームタイランド社:タイ地場オソサファ社が
10%出資
(2位)DSGインターナショナル:タイ地場の紙オムツ企業
(3位)エリエールインターナショナルタイランド:
大王製紙が2011設立、タイ地場サハグループが20%出資
同市場2位のDSGインターナショナルは過去タイ証券取引所に
上場していましたが、2017年4月に非上場化しています。
同社は乳幼児用・大人用使い捨てオムツを製造し、
東南アジア各国で事業展開しています。
DSGグループはタイ、マレーシア、インドネシア、
シンガポールに拠点を置き、ベビー用・大人用紙オムツの
製造・販売を行っています。
ベビー用紙オムツブランドBabyLove、Fitti、PetPet、
大人用紙オムツブランドCertaintyなどを販売し、
東南アジア地域において強固なマーケットシェアと高い
認知度を有しており、高齢化が進むタイの大人用紙オムツ市場に
おいて優位なポジションを築いています。
この記事へのコメントはありません。