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ランド&ハウスグループの商業施設開発計画【タイ:不動産】

タイのランド&ハウス(LH)グループ傘下で、
グランドセンターポイントホテルや商業モール、
Terminal21の所有者であるLH Mall&Hotel社は、
今後4年間で160億バーツを投資し、
ホテルやショッピング施設を開発予定としています。

LH Mall&Hotel社はモンティエンホテルバンコク近くの
ラマ3世通りで、土地所有者と15ライ(1ライ=1600平米)の
30年間リース契約を交わし、新しいTerminal21を建設します。
2019年から建設開始し3年以内に開店、合計40億バーツが
投資される予定です。

残りの120億バーツは、複合施設またはホテルやショッピング
複合施設など、年間1~2プロジェクトを開発する予定です。

同社は未開発の広大な不動産をいくつか保有しています。
また、160億バーツの予算とは別に、今後の開発用不動産を
購入する予定でさらに30億バーツを確保しました。
2019年から2022年までにバンコク首都圏でホテル2件と
ショッピングコンプレックス2件を開発する予定です。

同社は2018年10月にパタヤ地区にてターミナル21パタヤ
(約18万平米)と、32階建ての5つ星ホテル「Grande Centre
Point Pattaya」をオープンする予定です。

パタヤの高い成長可能性と世界的なリゾート地としての評判は
ホスピタリティビジネス、観光、病院、エンターテイメント、
芸術文化などの事業機会を作り出すことが可能であると
考えています。

パタヤ地区は毎年約1700万人のタイ人・外国人観光客が訪れる
大型観光地です。
同社はグランデセンターポイントパタヤの稼働率を88%に
することを目標にしています。
ターゲットは主に中国、日本、香港、韓国、シンガポール、台湾など
アジア地域からの観光旅行者です。

LH Mall&Hotel社はグランデセンターポイントラチャダムリ、
グランデセンターポイントプルンチット、
グランドセンターポイントターミナル21、
グランデセンターポイントスクンビット55の合計4ホテルを
運営しています。
現在計画中のホテル客室数は今後4年間で4,200室に倍増する
予定です。

同社の2017年売上は37億バーツでした。
売上比率は60%がホテル事業から、残りの40%は小売業からの
ものでした。
2018年通年予測は総売上53億バーツに達すると見込んでいます。

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