食品大手、パン・マレーシアはシンガポール企業と対等出資の新会社設立【マレーシア・シンガポール:食品】
マレーシアの食品・菓子を製造販売しているパン・マレーシア・
コーポレーション(4081:PMCORP)は、シンガポールのベイカー・
アンド・クック社と対等出資の合弁会社を設けたと発表しました。
新会社の資本金は約150万リンギ、「Baker & Cook」および
「Plank Sourdough Pizza」の商標で、カフェなどの飲食店を
マレーシア国内でフランチャイズ展開するとしています。
パン・マレーシアは100%子会社であるメガフォート・サンド・
バッド(Megafort Sdn Bhd)がベイカー・アンド・クック社と
50:50の合弁会社を設立する契約を締結したと発表しています。
パン・マレーシア・コーポレーション(PMC)社は1963年設立、
マレーシア証券取引所(BRUSA)に上場しています。
ココアを使用した食品や菓子などの製造を手掛けています。
2017年業績は売上7380万リンギ、純利益310万リンギでした。
親会社はマラヤン・ユナイテッド・インダストリー
(MUIIND:3891)で1960年設立、マレーシア証券取引所(BRUSA)へ
1971年に上場しています。
マラヤン・ユナイテッド・インダストリーを保有する
マレーシアの複合グループであるThe MUI Groupは、
子会社および関連会社を通じて小売、ホテル、食品&菓子、
金融サービスおよび不動産開発に従事しています。
マレーシアに本社を置き、英国などヨーロッパ地域、アメリカ、
アジア太平洋地域などで展開しています。
2017年業績は売上4億600万リンギ、
純利益-6000万リンギでした。
同グループには不動産開発・ホテルなどを展開する
ムイ・プロパティMUI Properties(MUIPROP:3913)が
あります。
2017年業績は売上4130万リンギ、290万リンギでした。
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