シンガポールのケッペルとインドネシアのサリムが合弁でデータセンター開発【インドネシア:ITサービス】
シンガポールのケッペルとインドネシアのサリム・グループが
合弁でデータセンター事業を開始します。
ケッペル子会社のKeppel Data Centres Holding Pte
Ltdを通じてインドネシア首都ジャカルタから35Km離れた
ボゴールで高品質データセンター建設を開始します。
合弁企業の施設名称はIndoKeppel Data Centre1(IKDC1)で
出資比率はサリム・グループ60%、ケッペルデータセンター
40%です。
同データセンターは共同開発・運用が行われ、
約105,300平方フィートの総床面積と、電力と冷却のための
Tier3保守基準を備えています。
第1フェーズとして2020年までにデータセンターのコアとシェルの
構築・適合を完了予定としています。
また、インドネシアの高品質データセンター需要増に
対応するため、3ヘクタールの分離した土地でサリム・
グループ60%、ケッペル別子会社のAlpha Investment Partners
Ltd40%の出資により、大規模なデータセンターキャンパス開発を
進める計画です。
サリム・グループは食品・飲料、金融、通信などを抱える
巨大財閥で金融機関や企業顧客にサービス提供する
データセンターを所有・運営しています。
同グループは過去10年間、光ファイバー通信事業に積極的に
投資してきました。
インドネシア全域での広範囲な光ファイバー接続と
ケッペルデータセンターの管理運営により、スマートな
IT業界革命に参加する完璧な準備が整ったとしています。
インドネシアではスマートフォンの普及やデータ作成に
関する規制によりデータセンターサービス市場が急速に
拡大しています。
サリム・グループは国内データセンター開発をECなどの
デジタルビジネスをサポートする戦略的な動きとして
捉えています。
ケッペルグループも高可用性データセンターを所有していて、
アジア太平洋およびヨーロッパでのデータセンター建設・
設置を得意としています。
Keppel Data Center Holding Pte Ltd は、
ケッペルT&Tとケッペルランド70:30の合弁会社として
2011年1月に設立され、データセンター資産を統合し、
さらなる成長のために事業を位置づけました。
同社はシンガポールのデータセンター、事業継続および
災害復旧センタースペースで648,500平方フィート以上の
総床面積を管理しています。
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