フィリピンのレジャー&リゾートワールド、企業解説【フィリピン:カジノ】
フィリピン証券取引所(PSE)に上場する中堅企業、
レジャー&リゾートワールド(LR)はフィリピン国内で
カジノを運営しています。
また、マニラ首都圏などではショッピングモールなどで
展開しています。
2017年業績は売上24億3900万ペソ、
純利益は9970万ペソでした。
2018年第1四半期業績は売上38億6000万ペソ、
純利益8240万ペソでした。
業績はCity of Dreams Manilaの売却などに伴う影響が
あったとしています。
レジャー&リゾートワールド(LR)は2017年3月末まで、
カジノリゾートの大手、City of Dreams Manilaの
投資家でした。
その株式をBelle Corpへ売却しています。
2017年12月、マカオを拠点とするカジノのオペレーターである
ギャラクシー・エンターテイメント・グループは、
レジャー&リゾートワールド(LR)と提携してフィリピンの
ボラカイ島のホリデイアイランドへの5億USドルの投資を
発表しました。
しかし、ドゥテルテ大統領はボラカイ島カジノ開発
プロジェクトに賛成していません。
レジャー&リゾートワールド(LR)社の業績は過半数
所有子会社であるFirst Cagayan Leisure and Resorts社の
経営環境の影響を受けています。
First Cagayan Leisure and Resorts社は、
カガヤンフリーポート・特別経済区にあるオンラインゲームの
マスターライセンサーです。
2016年9月に発表されたフィリピンでのオフショアゲーム
事業発行に関する新規則の導入により、海外ターゲットの
オンラインギャンブル企業向けに発行されるライセンス
事業者の多くはカガヤンフリーポート・特別経済区に
位置しています。
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