フィリピンの物流大手2GOの上半期業績【フィリピン:物流】
フィリピンの物流大手、2GOグループ(2GO Group Inc.)は
フィリピン国内で旅客・貨物輸送サービス、コンテナおよび
混載貨物を含む旅客・貨物両方のフェリーサービスを
提供しています。
2018年上半期業績は売上107億5000万ペソ、
純利益2億300万ペソでした。
2GOグループは1949年に設立され、多数の島があるフィリピン国内で
旅客・貨物輸送に従事しています。
同社はフィリピン最大の物流インフラを有しており、TEU能力は
40万TEU(国内フィリピン貨物の約27%のシェア)、貨物船26隻、
コンテナ18,000個以上、全国で67の倉庫、599台のトラック、
7,000人の従業員を抱えています。
2010年のアボイティズ・エクイティ・ベンチャーズおよび
アボイティズの大株主は、ネグロス・ナビゲーションに同社株式を
1億USドルで売却しました。
2017年4月にはSMインベストメンツ社(SMIC)が同社の株式34.5%を
取得したと発表しました。
グループ企業として、2GO Travel、2GO(貨物航空会社)、
2GOロジスティクス、2GOエクスプレスなどを抱えています。
2GO Travelは、フィリピン・マニラに拠点を置く海運会社で、
フィリピンの多数の都市や島々をフェリーで結んでいます。
国内の代表的フェリー会社として国内全土で活躍しています。
大型のクルーズフェリーから小型高速船まで、多数の船舶を
保有しています。
この記事へのコメントはありません。