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タイ最大の太陽光発電装置供給会社、SPCGは日本へ700億バーツ投資を決定【タイ:エネルギー】

タイ最大の太陽光発電装置供給会社であるSPCG(SPCG)は、
日本の4つの太陽発電プロジェクトに700億バーツを超える
設備投資を発表しました。

4つの太陽光発電プロジェクトは全て日本の太陽光パネルメーカー
である京セラおよびその他パートナーとの合弁事業です。
SPCG社では、日本は政策面でいくつかの原子力発電所を停止し、
それを他の電力源に置き換えていくなど、クリーン発電事業の
機会に良い条件がそろっていると述べています。

2018年第4四半期を目途に合弁会社を設立する予定です。
3プロジェクトは太陽光発電所、もう1つは屋根用太陽光発電
パネル設置事業です。

同社は資金調達として80億バーツの社債発行を予定しています。
4プロジェクトのうち、1つ目は福岡県の春日ブルーエネルギー
プロジェクトで太陽光発電パネル発電を進めます。
2つ目は長崎県の宇久島に位置する480MWの宇久島メガソーラー
プロジェクトです。
同プロジェクトには京セラ、九州工業、みずほ銀行、東京センチュリー、
古河電気など7社と協力しています。
3つ目は福岡県に位置する65MWメガソーラーファームで、
総投資額は96億バーツです。
4つ目は長崎にある100MWの太陽光発電所です。

日本国内の既存発電所としては30MWの鳥取米子メガソーラー
ファームを運営しています。
その他の国ではドイツのソーラー装置サプライヤーSMA Solar
Technology AGと提携を発表しました。

また、SPCG子会社のSolar Power Engineering Coは、
タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムをカバーし、
フランクフルトに本拠を置くSMAの認定販売およびサービス
パートナーとなります。

SPCG社の2017年業績は売上60億800万バーツ、
純利益25億2400万バーツ、
2018年上半期の業績は売上30億5700万バーツ、
純利益13億6100万バーツでした。
売上予測では年間10%増加し、2020年には100億バーツに達すると
しています。
2018年の収入は前年比+9.4%増の67億バーツになるとしています。

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