セントラルグループ上場2社の上半期業績に関して【タイ:小売・ホテル】
タイ財閥の一つであるセントラルグループの上場企業、
商業不動産のセントラル・パタナ(CPN)と
ホテル・外食のセントラルプラザホテル(CENTEL)が
2018年上半期業績を発表しています。
セントラル・パタナ(CPN)の2018年1月~6月期業績は
売上176億4300万バーツ、純利益60億5257万バーツでした。
既存店舗の売上増と新規店舗拡大が奏功し、
2018年通年の売上成長率は12%増になる見通しです。
同社は新しいチャット購入サービス、“Central Chat & Shop”を
導入しました。
セントラルデパートの顧客はLINEを介してカスタマーサービス
スタッフに連絡することができ、製品やサービスへの問い合わせや、
商品の宅配や店内受取にも対応します。
同社では2018年上半期に多くの新施策が開始され、既存小売店舗と
デジタルプラットフォームをつなげるビジネス展開を目指します。
ハードウェア部門では、家電製品販売傘下、パワーバイの
オンライン店舗、“PowerBuy Online”でオムニチャネルの
新Webサイトを立ち上げ、2017年比で3倍の売上に伸ばしています。
スポーツ部門のスーパースポーツは、セントラルワールドにある
旗艦店を新コンセプトでリニューアルしました。
新規に立ち上げたセントラルデパート近隣のコンドミニアム事業、
CPN Residentialは、コンケン県、チェンマイ県、ラヨーン県の
3プロジェクトで販売好調です。
2018年下半期はプーケット県にて“Central Festival Phuket
Phase2”が開業予定です。
高級モール・ライフスタイルハブとしてのコンセプトがあり、
テーマパークの“Tribhumi”、水族館、“Acquaria”などの
アトラクション施設を観光客向けに増やしていきます。
セントラルプラザホテル(CENTEL)の2018年1月~6月期業績は
売上109億3200万バーツ、純利益は13億1200万バーツでした。
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