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マレーシア・エアポーツ・ホールディングスがトルコから空港株式取得要請を受ける【マレーシア:輸送】

トルコ航空ではマレーシアの空港運営企業、マレーシア・エアポーツ・
ホールディングス(MAHB)へ、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン
国際空港の株式過半数を取得することを提案しています。

2013年、マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は
トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港の
過半数株式を取得するとして、サビハ・ギョクチェン空港の株式を
保有しているインド資本のGMR Infrastructure Ltd社から40%を
取得しました。
その後2014年にトルコのLimak Holding社から残り40%を
2億8500万ユーロで購入し完全子会社化しました。

インド資本で構成されるGMRインフラストラクチャー・コンソーシアムは
2008年5月にトルコ空港プロジェクトを引き継ぎました。
その運営権は2030年まで続く権利を有しています。
同コンソーシアムはサビハ・ギョクチェン空港に4億7,000万ユーロを
投資し、新国際ターミナル建設費用は3億6000万ユーロでした。

GMR Infrastructure Ltd社はインドのボンベイ証券取引所に
上場する企業です。
GMRグループは世界的に有名なインフラストラクチャー・グループであり、
これまでにインドおよび海外におけるインフラ・プロジェクトを
建設してきました。

国際空港(ニューデリー・ハイデラバード)の開発、運営、
管理および所有、主要エネルギー事業の設置と運営、近代的高速自動車道
および都市インフラ施設の開発・運営などを手掛けてきました。
同グループは80億USドルを超える資産を基盤にしたインド大手インフラ
整備会社の1つです。

マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はマレーシアの
国営空港運営会社で、国内で約40の空港を運営しています。
2017年業績は売上が前年比11%増の46億5000万リンギ、
純利益は300%以上増の2億3600万リンギでした。

マレーシア国内旅客数の増加などが好影響を与えたとしています。
同社が運営する空港での旅客輸送数は8.5%増の9650万人で、
過去最高を記録しました。

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