シンガポール政府主導の国家ファンド、テマセク・ホールディングス、企業解説【シンガポール:金融・投資ファンド】
テマセク・ホールディングスはシンガポール政府が主導する
国家ファンドです。
1974年に設立され、運用資産は2017年時点で3080億Sドル、
シンガポール証券取引所(SGX)上場企業に多数投資をしています。
(https://www.temasek.com.sg/en/index.html)
シンガポール・テレコミュニケーションズ(Singtelシングテル)、
シンガポール航空、DBSグループ・ホールデングス(D05)など、
元国営企業への投資を管理・運用するために設立されました。
近年は海外支社も11か所展開し、シンガポール企業の株式を売却して
海外企業の株式を取得するなどポートフォリオの多様化を進めています。
テマセク・ホールディングスの投資ポートフォリオは金融へは
全体の26%、通信21%、不動産・消費財16%を投資しています。
(金融企業セクター)
AIA Group Limited
China Construction Bank Corporation(中国建設銀行)
DBS Group Holdings Ltd
Industrial and Commercial Bank of China Limited(中国工商銀行)
Ping An Insurance(Group) Company of China, Ltd.(中国平安保険)
PT Bank Danamon Indonesia Tbk
Standard Chartered PLC
Virtu Financial, Inc.等
(通信企業セクター)
IHS Markit Ltd.
CenturyLink, Inc.
Global Healthcare Exchange, LLC.
Intouch Holdings Public Company Limited
Singapore Technologies Telemedia Pte Ltd
Tencent Holdings Limited
Alibaba Group Holding Limited
Mediacorp Pte Ltd
Singapore Telecommunications Limited等
(不動産・消費財セクター)
A.S. Watson Holdings Limited CapitaLand Limited
M+S Pte. Ltd.
Olam International Limited
Pulau Indah Ventures Sdn. Bhd.
Surbana Jurong Private Limited
Ascendas-Singbridge Pte Ltd
Mandai Park Holdings Pte. Ltd.
Mapletree Investments Pte Ltd
SATS Ltd.等
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