タイの自動車生産台数は2018年上半期二桁成長を達成【タイ:自動車・製造業】
タイ工業連盟(FTI)では2018年6月に2018年上半期(1月~6月)の
タイ国内自動車生産が前年同期比+11%増の105万6569台であった
ことを発表しています。
タイ国内販売市場が好調で、生産台数も拡大しています。
タイ工業連盟(FTI)では2018年目標であるタイ国内200万台突破出来る
可能性を期待しています。
生産後の販売先別では、輸出向けは572,198台で6%増、
タイ国内向けは前年同期比+17%増の484,371台でした。
タイ農産物価格の上昇や訪タイ観光客の増加で中間層の所得が増え、
乗用車や小型のピックアップトラックの需要が膨らんだとしています。
一方、2018年上半期におけるタイ国内自動車販売台数は、
1~6月累計販売が前年同期比19.3%増の489,118台となりました。
販売台数100万台も視野に入ります。
ブランド別では、トヨタが前年同期比55.1%増の27,746台、
シェア31.6%でトップでした。
いすゞが前年同期比16.2%増の12,947台、ホンダが18.1%減の
10,549台、三菱は28.5%増で7,172台でした。
マツダは61.1%増の6,707台となりました。
ホンダが大きく下がっていますが、他の自動車メーカーは
伸びています。
各社共にタイ国内で新型車を導入し、民間投資と公共支出の拡大、
長期的な経済回復などで消費意欲も拡大し自動車販売台数に
貢献しました。
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