シンガポール上場、ホンコンランドはセントラルと提携し、オフィス市場を開拓【シンガポール:不動産】
シンガポール証券取引所(SGX)上場のホンコンランドHongkong
Land Ltd(H78)社はタイのセントラル・パタナCentral Pattana
(CPN)との合弁会社を通じてハイエンド・オフィスタワーを開発し、
バンコクへの長期投資を目指します。
バンコクのオフィス市場は特にハイエンド部門の投資として
魅力的であるとしています。
ホンコンランド(H78)社とセントラル・パタナ(CPN)では
バンコクのワイヤレス通りにある25ライ(1ライ=1600㎡)の
敷地でハイエンド商業プロジェクト
(小売エリアを持つ賃貸オフィススペース)を計画しています。
同不動産の近くには高級商業施設セントラルエンバシー
Central Embassyや、高級ホテルのパークハイアット
Park Hyattなどがあります。
この土地は2018年初めに4億2000万ポンド(186億バーツ)
という記録的な価格でホンコンランド社、セントラル・パタナ社が
それぞれ49%と51%で購入しました。
ホンコンランド社は2018年5月、タイで4番目の合弁企業を
設立しています。
タイのプロパティ・パーフェクトProperty Perfect社
(PF)と合弁で2つの豪華な一戸建て開発
(およそ100億バーツ)を進めます。
一つレイクリゾートジェーンワタナーLake Resort Chaeng
Wattanaで、130ライの敷地に179戸数、価格帯は2000万~
4500万バーツとしています。
もう一つは、バンコクの東部地域にある200ライの敷地で
50億バーツ以上の価値があります。
どちらにもハイエンドのバイヤーを引き付けるため、
大きな湖があります。
2社は今後5年間で200億バーツ以上の開発を共同で進めると
しています。
ホンコンランド(H78)社はタイで2001年にGaysorn Groupとの
合弁会社を設立し、2003年に豪華なショッピングセンター
Gaysorn Plazaを改装、賃貸・管理を行っています。
2017年にはタイ上場の不動産会社、シンハー・エステイト
Singha Estate Plcと合弁で高級コンドミニアムプロジェクト
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