タイの王室財産管理局所有の不動産に関して【タイ:不動産】
バンコクのドゥシット地区では地主であるタイ王室財産管理局が
土地建物の賃借契約終了と立ち退きを求めていて、大規模な
土地を借りていた組織が移転を進めています。
バンコクのチットラダー宮殿の裏にあるドゥシット動物園
Dusit Zooはバンコク北郊パトゥムタニ県タンヤブリ郡に
移転すると発表しています。
ドゥシット動物園は1938年に開園したタイで最も古い動物園です。
タイの動物園組織管理理事会Zoological Park Organization
(ZPO)は、バンコクから北に位置するパトゥムタニ県へ移転する
ことを決定しています。
しかし、いつ移転されるかについては正式に言及していません。
移転先の敷地面積は現在のおよそ3倍にあたる300ライ
(48ヘクタール:1ライ=1600平米)とされ、新しい動物園の
建設には約10億バーツの予算が必要としています。
ドゥシット動物園は毎年約200万人の訪問者数を記録するタイで
最も古い公立動物園で、年間1億2,000万バーツの収入を
生み出しています。
また、1916年に創設されたバンコク都ドゥシット区の
名門競馬場・スポーツクラブ、ロイヤル・ターフ・クラブ・オブ・
タイランドRoyal Turf Club of Thailandも2018年9月までに
閉鎖される見通しです。
この記事へのコメントはありません。