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タイの商業不動産開発、セントラル・パタナはホテル大手、ドゥシタニへ出資

タイの商業不動産開発大手、セントラル・パタナCentral Pattana(CPN)は
タイのホテル大手ドゥシタニDusit Thani(DTC)に出資したことを発表しています。
21.4億バーツを投じてドゥシタニ(DTC)社の株式約22.9%を取得します。

今回の株式取得は、これまで第2位株主であった
MBK Hotel and Resort Co., Ltd等から株式譲渡を受けるため、
創業家一族Chanut氏とそのファミリーが占めるChanut & Children
Co-Ltd(49.7%)に次ぎ、セントラル・パタナ(CPN)が第2位株主となります。

そのほかのドゥシタニ(DTC)社主要株主は、
4位:Chatri Sophonpanich氏(バンコク銀行率いるソンポーンパニット財閥:4.9%)、
5位Wichit Chinwongworakul氏(IECなど大手企業に出資する華僑財閥:3.9%)となっています。

セントラル・パタナ(CPN)は2017年にドゥシタニ傘下の
ドゥシタニ・インターナショナルと共同で2019年閉鎖予定の旗艦ホテル
「ドゥシタニ・バンコク」跡地の再開発すると発表しました。
この土地は王室財産管理局の所有であるためリース契約を組み、
既存の古いホテルは取り壊して新たな複合施設を開発していくとしています。

ドゥシタニ(DTC)の2017年業績は売上55億6900万バーツ、
純利益2億6700万バーツでした。
セントラル・パタナ(CPN)の2017年業績は売上354億5500万バーツ、
純利益135億6700万バーツでした。

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