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タイの水産大手、タイ・ユニオン・グループの2018年第1四半期は減収減益

タイの水産最大手、タイ・ユニオン・グループ
Thai Union Group(TU)では、2018年第1四半期の
業績を前年同期比5.5%減の297億バーツと発表しました。
背景にはマグロ(ツナ)の販売量が下落したこと、
バーツの為替水準が高くなったことを挙げています。

同期純利益は39%減で8億6900万バーツでした。
粗利益率は前年同期の14.5%に対し、11.3%でした。

同社の売上構成は、海産物・水産物事業は1.6%減で
141億バーツ、冷凍水産事業では8.9%減で115億バーツ、
ペット飼料事業では8.2%減で40億バーツ、
国別ではアメリカが40%、ヨーロッパが32%、
タイ国内12%となっています。

タイ・ユニオン・グループ(TU)は最近、ロシア企業の
TUMD Luxembourg社の株式45%を取得したと
発表しています。
同社は魚介類・ツナ缶販売のロシア国内大手企業です。

タイ・ユニオン・グループは旧社名タイユニオンフローズン
社でした。
タイ国内における水産加工最大手企業です。
水産食品メーカーとして、魚、エビ、タコ、イカ、魚類などの
冷凍・缶詰水産品を製造、輸出しています。

また、フィッシュ・スナックおよびツナ缶詰、海産物加工の
副産物としてペットフードの缶詰も製造しています。
2017年業績は売上1365億バーツ、純利益60億バーツの
増収増益でした。

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