タイの不動産開発、スパライは2018年通年で好調予想
タイの不動産開発、スパライSupalai(SPALI)社は2018年
第1四半期にてプレセールスが88億バーツを越えたことを
明らかにしています。
前年同期比17%増でした。
売上ではコンドミニアムが41億バーツを占め、
次に一戸建て・タウンハウスが46億バーツとなっています。
同社では住宅購入ニーズは前年より好調であり、
2018年は通年で明るい見通しが続くと予想しています。
一方、低~中価格帯コンドミニアムを販売している
LPNデベロップメント社LPN Development(LPN)は、
低所得者層が減少し、中間所得者層が高めの物件を
希望するため販売面で苦戦しています。
2018年第1四半期業績は売上25億1300万バーツ、
純利益2億9800万バーツとなっています。
同社では開発コストに関して、総建設費の約25%を
人件費が占めるため、タイ国内の最低賃金が5%上昇すると
不動産開発コストへ影響を与えると懸念しています。
開発土地費用も急騰しているため、一戸当たりの価格は前年比で
5~10%増になると予想しています。
LPNデベロップメント(LPN)では2018年第1四半期に、
2つのプ新規ロジェクトを発表しています。
1つはスクンビット76地区、もう1つはペチャブリー県の
チャアム地区です。
合計開発金額は14億バーツで、既に50%が予約済みと
しています。
第2四半期では3つのプロジェクトへ74億バーツを投資する
計画です。
同社は第2四半期のプレセール販売額40億バーツ前後を
見込んでおり、通年では180億バーツを目指しています。
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