インドネシア国営医薬品会社、キミア・ファルマはサウジアラビア企業の株式購入
インドネシアの国営医薬品会社、キミア・ファルマKimia Farma
(KAEF)は2018年3月に中東市場での事業運営を強化するため、
サウジアラビアの医薬品販売企業、ダワー・メディカル
Dawaa Medical社の株式60%を3810万リヤル(1015万USドル)で
買収したと発表しました。
残りの株式は保健医療製品およびサービスに従事するMarei bin
Mahfouz社によって管理されています。
2016年よりDawaa社に関心を示していたキミア・ファルマKimia Farma
(KAEF)は避妊薬、化粧品、医療機器、医薬品、食品 ・飲料などの
製造に使用する医薬品素材、生物学的素材、その他の素材の製造、
供給販売に従事する製薬会社です。
医薬品関連の梱包材、機械、装置、サポート施設を手掛けるほか、
薬局も経営します。
2017年の業績は売上、6兆1274億ルピア、
純利益では3317億ルピアでした。
同社はサウジアラビアで事業拡大する第一歩としてDawaa Medical社を
買収し、買収した新社名をKimia Farma Dawaa社としています。
アフリカ市場に参入することを期待してのサウジアラビア進出最初の
ステップだと各報道機関も発表しています。
Dawaa Medical社は2018年現在、主にメッカとメディナに
ドラッグストア31店舗を運営しており、買収後のKima Farma Dawaaは
90店舗に増やす計画です。
この記事へのコメントはありません。