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インドネシアLCC大手、ライオン・エアはボーイング機体を大量発注

インドネシアLCC大手、ライオン・エア・グループ
Lion Air Group(未上場)は、ボーイング737MAX10
ナローボディジェット50機を合計62億USドルで購入すると
発表しています。
また、数週間以内にボーイング787ワイドボディジェットの
仮注文を行う予定としています。

同LCCはマレーシアとタイで展開しており、
2018年には東南アジア諸国で新たな航空会社を設立する
予定だと共同設立者、Rusdi Kiranaが述べています。

Rusdi Kirana氏は新会社設立国や新機体のチケット発券数
などについてまだ詳細は明らかにしませんが、大量購入の
ための割引を受けたとしています。

ライオン・エアはインドネシア国内と東南アジア域内で
急速拡大している航空会社の一つです。
2017年6月にはボーイング最新機体の大口購入企業の一つと
なりました。

2018年に入りインドネシア国内空港を含むインドネシア政府の
インフラ整備により、ライオン・エアの航空機需要が
増えているとしています。
同社は1999年に設立されインドネシア国内航空シェア1位と
なっています。
インドネシア国内線30都市のほか、シンガポール、
クアラルンプール、ペナン、ホーチミン(シンガポール経由)
にも国際線を就航しています。

同社は2013年にマレーシアへ出資し、地場航空企業の
National Aerospace & Defence Industriesと共同で
Malindo Airを設立、ライオン・エアからボーイング737-900ER
をリース導入し運航しています。
タイではタイ・ライオン・エアThai Lion Airを設立し、
ドンムアン空港を拠点に就航しています。

ライオン・エア2017年にインドネシア証券取引所(IDX)への
IPOを噂されていました。
しかし、同社はまだ十分な資金を保有しているためIPO計画は
実施しないとコメントしています。

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