タイ国営石油PTTは高速鉄道プロジェクト入札に関心
タイ国営石油PTTは高速鉄道プロジェクト入札に関心があると
発表しています。
同社はバンコク首都圏2大空港(ドンムアン国際空港・
スワンナプーム国際空港)とタイ東部ウタパオ空港を結ぶ
2000億バーツ相当の高速鉄道接続プロジェクトに関し、
実現可能性調査(フィジビリティ・スタディ)を行っています。
同社取締役会ではタイ政府が推進するメガプロジェクトの
入札オークション参加を承認しました。
タイ国営鉄道State Railways of Thailandによる入札が
近日中に発表される見通しです。
この高速鉄道プロジェクトはチャチェンサオ県、チョンブリ県、
ラヨーン県の戦略地域で政府が推進するタイ東部経済回廊(EEC)の
主要インフラ計画です。
同プロジェクトはPTTの中核事業である電力供給に関連し、
グループ全体に大きく影響するため、フィジビリティ・スタディ
完了後に参入するかどうか決定を下すとしています。
バンコク首都圏とラヨーン県を結ぶ高速鉄道建設計画は2018年3月
に閣議決定されました。
タイ国鉄が運行中のエアポート・レール・リンク(ARL)をパヤタイ駅~
ドンムアン空港まで延伸、スワンナプーム国際空港駅~ラヨーン県の
ウタパオ空港まで延伸させる計画で、最高時速250Kmの高速鉄道を
目指します。
このプロジェクトは官民パートナーシップ(PPP)で進められ、
2023年に操業開始予定です。
入札は2018年11月まで国内外の投資家に開放されています。
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