タイのバンプー・インフィナジーは拡大計画に4億USドルを投資
タイ最大の石炭鉱業会社、バンプーBanpu(BANPU)社の
子会社として2017年8月に設立されたバンプー・インフィナジー
Banpu Infinergy社は、2020年までの国内外における拡大計画へ
4億USドルを投資するとしています。
同社はB2B市場を中心に太陽光発電システム設置事業へ重点を
置いています。
ターゲットとするのは電力コストを削減しようとしている業界や
大企業で、コンサルティング、システム設計、設置、検査、
保守サービスを提供します。
同社はこれまでにアユタヤのFN Factory Outlet
(衣料品などのアウトレット)へ640KWの太陽電池パネルを
設置するなど、国内で合計12MWのソーラーパネルを
設置しています。
2018年までに最大100MW、2020年までには300MWの太陽光発電を
導入することを目標としています。
海外事業については、シンガポールのエネルギー貯蔵システム
事業を展開するNew Resources Technology Pte Ltd(NRT)の
株式44.8%を3320万ドルで取得しました。
また、シンガポールに本拠を置くクリーンエネルギー
ソリューションプロバイダーSunseap Group Pteの株式を
2017年9月に18億バーツで取得しています。
親会社のバンプーBanpu(BANPU)社の2017年業績は
売上1058億2600万バーツ、純利益79億バーツでした。
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