タイの自動車部品大手、アーピコ・ハイテックはインド・日本市場を目指す
タイの自動車部品大手、アーピコ・ハイテックAapico Hitech
(AH)は2017年5月、インド企業サクティ・グローバル・オート
ホールディングSakthi Global Auto Holdings Limited
(SGAH)の株式25.1%をおよそ1億USドルで取得しました。
サクティ・グローバル・オートホールディング(SGAH)は
アーピコ社のアルミニウム自動車部品を製造しています。
同社は英国に登録されており、中国、インド、ポルトガル、
米国の自動車事業に貢献しています。
アーピコ社はサクティ(SGAH)との提携により、インド、中国、
ヨーロッパ、米国、メキシコなどの新しい市場に参入出来る
機会を得たとしています。
また、アーピコ社は今後の日本市場への参入可能性を
検討しています。
同社は日本ブランド自動車産業との協業に注目していて、
複数の日本企業、双日、高木精工などとパートナーとなっています。
最高経営責任者(CEO)Yeap Swee Chuan氏は、アーピコは世界的な
自動車部品会社になるという長期目標を立てているとしています。
同社2017年業績は売上で前年比+9%増の166億4200万バーツ、
純利益は前年比107%増の11億5700万バーツでした。
主にタイの自動車産業の回復とマレーシアの自動車販売による
ものでした。
アーピコ社の株価は2016年1月5日の9.15バーツから、
2018年3月には34.5バーツと277%増加しています。
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