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タイの不動産開発、ゴールデン・ランドはサムヤン地区の複合開発プロジェクトを前倒し

タイの不動産開発企業、ゴールデン・ランド・プロパティ・
ディベロップメントGolden Land Property Development
(GOLD)は、タイ・バンコク中心部サムヤン地区で開発中の
Samyan Mitrtownオフィスタワーを2019年10月に開業する
予定であると発表しています。

同プロジェクトは48,000平米の広さがあり、
2020年第1四半期としていた当初計画よりも3か月早く
開業します。

同社代表取締役Thanapol Sirithanachai氏は、
2018年と2019年はバンコクの中央ビジネス地区、
Central business district(CBD)における
新オフィス供給数が、2020~2023年に比べて低くなる
見通しであり、タワーを早く開業し早く需要を取り込む
という意味があるとしています。

英系不動産コンサルタントのCBRE Thailandによると、
2018年~2023年の間に完了予定のオフィス不動産は
約175万平米が建設中であるとしています。

90万平米が中央ビジネス地区(CBD)、84万平米が郊外と
なっています。
2018年には93,050平米、2019年は50,000平米の
中央ビジネス地区(CBD)オフィス供給が完了する計画です。

2017年末時点で、中央ビジネス地区(CBD)の
グレードAオフィスビル空室率は7.5%です。
総供給量133万平米のうち、123万平米が賃貸されています。
賃貸レートは平均月額賃料994バーツ/平米です。

ゴールデン・ランド・プロパティ・ディベロップメント
(GOLD)社の2017年業績は売上94億2100万バーツ、
純利益10億9300万バーツでした。

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