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フィリピンの上場企業、DMCIホールディングスは業績好調

フィリピンの上場企業、DMCIホールディングスDMCI Holdings
(DMC)の純利益は、2017年通期で16%増の148億ペソで
終わりました。
2016年は127億ペソでした。

2017年は石炭、エネルギー、不動産、建設、ニッケル鉱業の
業績が好調に推移しました。
1億1100万ペソの特別利益はSubic Water and Sewerage Coの
10%の株式売却によるものでした。
総売上は前年比18%増で810億バーツまで伸びています。

子会社であるセミララ・マイニング&パワーSemirara
Mining&Power(SCC)の貢献額は、石炭価格の20%増と総発電量の
21%増を背景に、2017年に15%増で80億ペソに達しました。

不動産部門のDMCI Homesは2017年36億ペソまで伸びています。
建設部門のDM Consunji Inc.は11%増加で10億ペソに
なっています。
鉱業部門のDMCI Mining Corpでは営業コストの大幅低下と、
旧在庫から525,000WMTのニッケル鉱石販売で、
2016年の純損失-6500万ペソから1億1300万ペソまで
回復しました。

DMCIホールディングス(DMC)を経営するのは華僑系財閥、
コンスンジ・グループです。
フィリピン最大手ゼネコンDMCIを中心としてインフラ事業や
不動産開発などを展開し、フィリピン国内の9割の炭坑を
保有しています。

建設・鉱山・発電などを手掛けるDMCIホールディングス
(DMC)のほか、上場関連会社にはセミララ・マイニング&
パワー・コーポレーションSemirara Mining and Power
(SCC)があり、石炭採掘・セメント・発電などを
展開しています。

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