サントリーとペプシコがタイ国内に合弁会社設立
サントリー・ビバレッジ&フードSuntory Beverage & Food
Ltdと世界最大の飲食企業、ペプシコPepsiCo Inc社は、
タイで飲料合弁会社サントリーペプシコ・ビバレッジ(タイランド)
カンパニーリミテッドSuntory PepsiCo Beverage
(Thailand)Company Limitedを正式に立ち上げたと発表しました。
合弁会社は「Growing for Good」というビジョンを掲げてスタートし、
タイのペプシコーラブランドの新たなステージを刻み、
タイ国内1,550億バーツの飲料業界に大きな刺激を与えるとしています。
新合弁会社はタイ国内炭酸飲料市場、計500億バーツの中でNo.1の
地位を目指します。
また、タイの消費者に合った飲料ポートフォリオを拡大し、
新たな成長機会を創出します。
同社ではペプシコブランド・サントリーブランドの両方で
水分補給スポーツ飲料、紅茶飲料やコーヒー、ボトル入り飲料水、
ジュースなど様々なニーズに対応する飲料を提供する計画です。
新合弁会社は資本金として196億バーツを登録しています。
同社はPepsi-Cola、Mirinda、7UP soft drinks、
Lipton teas、Gatorade sports drink、
Aquafina hydration drinksなどのペプシコ飲料ブランドを
販売します。
将来的にはサントリーからもタイ消費者向けの飲料技術や
新製品開発、導入を予定しています。
ペプシコは過去、タイのコーラ市場でナンバー1でしたが、
2010年に合弁先のサーム・スック社と争うことになりました。
サーム・スック社の株式41.5%を保有する大株主のペプシコは
敵対的TOBを仕掛けましたが、他の大株主のSSナショナル・
ロジスティック社の反対などがありあえなく挫折し、
ホワイトナイト的にタイビバレッジ・グループが吸収しました。
この記事へのコメントはありません。