インドネシアの財閥、リッポー・グループ傘下のヘルスウェイ・メディカルが赤字
インドネシアの財閥、リッポー・グループ傘下で
シンガポール証券取引所上場のヘルスウェイ・メディカル
Healthway Medical Corporation(HMC)社は、
第4四半期の純損失を2880万Sドルと発表しました。
前年度4,480万Sドルの損失からは35.6%減少しています。
2017年度通年の売は1億480万Sドルで前年比8.4%
増加しました。
純利益は-3480万Sドルとなっています。
売上が伸びた背景には、プライマリヘルスケア部門が好調で、
その次に専門医療分野の売上が貢献しました。
純損失は、主にのれんの減損と厳しい営業環境に起因する
営業損失であるとコメントしています。
また、高い人件費、高いリース費用も影響したとしています。
ヘルスウェイ・メディカル(HMC)社は1990年に設立された
医療クリニックグループです。
シンガポールに約100ヶ所の一般診療クリニックおよび
専門医クリニックを展開する同国最大の医療グループです。
日本人専用のクリニックも開業しており、医師・スタッフ全員が
日本人で、質の高い総合診療、歯科診療などの医療サービスを
提供しています。
子会社にはVista Medicare Pte Ltd、Bcng Holdings Pte
Ltdなどがあり、一般外来受付、プライマリ・ヘルス・ケアと、
専門医療、ウェルネスヘルスケアの2部門から構成され
シンガポール、中国の2カ国で展開しています。
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