タイの高級ジャスミン米ブランド、ホーム・マリの価格が上昇
タイの有名な高級ジャスミン米ブランド、Hom mali
ホーム・マリの価格が5年ぶりに上昇しています。
世界的ニーズがあり、輸出も増加しています。
タイ商務省Sontirat Sontijirawong大臣によると、
Hom maliブランド米は1トン当たり価格が17,000~
18,000バーツとなりました。
前年は9,500~11,600バーツでした。
ホワイトライスの価格は前年1トン当たり7,300~
8,000バーツから、12018年は8,000バーツ以上に
なっています。
タイ農業経済委員会Agricultural Economics Office
データでは、過去2013年に1トンあたり16,070バーツまで
高騰しました。
まだ上昇する可能性も予想しています。
特にホーム・マリブランドは強い需要がありつつも
供給が限られるために高い状況が続くと見ています。
2018年の生産量は脱穀前の米3000万トン、脱穀後の米
2200~2300万トン、ホーム・マリ米は720万トンを
予想しています。
2018年1月のタイからのコメ輸出は120万トン、価格にして
5億7800万USドル、1トン当たり平均価格は474USドルでした。
タイ商務省では2018年のコメ輸出額は950万トンに留まると
予想しています。
2017年は1160万トンと過去最高を記録しましたが、
タイ国内のコメ輸出業者では、950万トンの予測は達成するのは
難しいとしています。
理由には高いバーツ為替水準を挙げていて、タイ米輸出業協会
Thai Rice Exporters AssociationのCharoen Laothammatas
会長は、為替損を気にして、コメ輸出会社が量を控える可能性も
あるとしています。
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