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ASEAN最新動向

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タイの中堅不動産開発会社、カントリー・グループ・デベロップメント社の開発中物件

タイ証券取引所上場の中堅不動産開発会社、カントリー・グループ・
デベロップメントCountry Group Development(CGD)社は、
チャオプラヤー川沿いに高級複合開発プロジェクトを進めています。

その一つはフォーシーズンズ・プライベートレジデンスで、
高さ305メートルの73階建て、355戸数があり豪華な家具で
調度されています。
シンガポール系ホテル、複合施設、高層高級レジデンスも周辺で
建設中です。
合計投資額は210億バーツ以上とされています。
場所はバンコク南部地区ヤンナワーのチャロンクルン通りです。

中国系の金融機関も融資していて2018年10月完成予定です。
既に70%は予約販売済みで香港、台湾、シンガポールの投資家なども
購入しています。
1平米の価格は35万バーツ以上としています。
完全所有は出来ない土地であるため、75年間リースとなっています。

この複合開発プロジェクトは70%がカントリー・グループ、
30%を中国の建設会社大手、Beijing Construction Engineering
Group(BCEG)が出資、さらに中国のPing An Bankが融資を
実施しています。

2018年末には物件引き渡しが始まり、50億バーツ規模が動き、
カントリー・グループ社の売上が大きく増加すると期待しています。
カントリー・グループ・デベロップメント(CGD)社の2017年度
全体売上は未公表ですが、1月~9月期業績は売上4億6700万バーツ、
純利益-2億4300万バーツでした。

2020年までの同社の売上構成はホテル事業が35%を占める
見通しです。
海外事業ではイギリスBrighton地区のOvingdean Hall School
を2000万ポンドで購入、レンタル収益として年間6500万バーツの
売上を見込みます。
郊外開発では80ライの不動産をチャチェンサオ県で購入済みです。
工場、小売、コミュニティモール、ガソリンスタンドなどの
複合開発を進める計画です。

同社はバンコクのラマ3世エリアでも開発を進めていて、
23ライの不動産を2017年12月に取得しました。
投資額150億バーツで、1ワーあたり21.5万バーツで購入しました。

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